みなさん、こんにちは!JIZAI体エクササイズチーフインストラクターのTaku吉田です。
『身体行動の一連の流れにトータルアプローチする』
この考え方が弊社オリジナルのエクササイズである《JIZAI体エクササイズ》のベースとなっています。
私たちがいつまでも思い通りに(自在に)行動し暮らしていくためには、“脳機能”と“身体機能”のどちらも欠かすことのできない要素となってきます。
・物事が認識できる、しゃべれるなど脳機能がしっかりしていても、カラダが動かなかったら?
・カラダはしっかりと動かすことができても、脳機能が低下し意思決定をカラダに伝えられなかったら?
このどちらも“JIZAI体”とは呼べません。つまり、どちらかだけでは十分ではないのです!
さらには、それぞれの機能を維持することはもちろんのこと、“脳⇒カラダ”への神経伝達を促通させること、即ち“アタマとカラダをつなげる”ことが自在に動けるカラダには欠かせません。
そんな“脳とカラダの連係”を高めるエクササイズのなかで、前回は『マルチタスクウォーキング』をご紹介しました。
“マルチタスク”という言葉の通り、複数のタスクを同時にこなすことで脳への刺激を増やし、そこに動作を加えることで“脳⇒カラダ”への神経伝達を促していくものでした。
今回はこれとは違った形で脳を刺激するエクササイズをご紹介させていただきます!
【エクササイズ紹介③~言うことは一緒、やることは逆!?~】
例えば目的地への道順が分からずに誰かに道を尋ねたとします。
「この角を右に曲がって、その先を左に・・・。」
親切に教えてくれたその指示通りに目的地へと向かいますよね。この場合、指示が間違っていなければ、私たちはほとんど混乱することなく目的地へと向かえます。つまり日常生活の中では耳や目からの情報を頼りに、指示通りに行動することがほとんどです。
これを逆手に取り、「あえて指示とは逆に動こうとすると脳は混乱するんじゃないか?」という発想から考案されたのが、
“言うことは一緒、やることは逆”というエクササイズの方法です。
例えば前後左右の4方向を使い、“それぞれの方向に一歩動く”というとても簡単な動作をするとします。
①言葉の指示を聞いたあとに、指示と同じ方向に動きます。(これでは何も面白くないですね笑)
②言葉の指示を聞いたあとに、指示と“逆”の方向に動きます。(「えっと…。」と少し混乱すると思います。)
③言葉の指示を聞いたあとに、“指示と同じことを言いながら”、逆の方向に動きます。(さぁどうでしょう!体感してみてください。)
まず“指示と逆に動く”ということで普段とは違った情報の処理方法となるため脳は混乱します。さらに“言葉では同じことを言う”というタスクを一つ加えることで、脳内での情報処理がとても複雑になり脳内は大混乱に陥ります笑
この大混乱こそが、脳にとっての一番の栄養となるんですね♪
このエクササイズは動作や方向を増やすことで、レベルもアレンジも多種多様!さらには他のエクササイズと組み合わせることでまさにその可能性は無限大とも言えます。(今回のご紹介はここまでです)
無限大のアレンジ方法が気になる方はぜひご連絡ください!
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